湯沢地熱について

YUZAWAGEOTHERMAL POWER

湯沢地熱発電所外観

湯沢地熱は地熱発電を通して、再生可能エネルギーの活用に貢献します。

湯沢地熱株式会社は有望な地熱資源の存在が確認されている秋田県湯沢市の高松・秋ノ宮地域において、地熱調査・事業化検討を推進するために電源開発・三菱マテリアル・三菱ガス化学の3社により2010年4月に設立された会社です。

地下の熱エネルギーが豊富な
温泉地帯・秋田県湯沢市に
地熱発電所をつくりました。

当社は、純国産の再生可能エネルギーである地熱資源を発電に利用することでCO2排出量の抑制と電力の安定供給に貢献すべく、山葵沢地熱発電所設置計画を策定。2019年5月20日より営業運転を開始しました。

発電所についてもっと知る

地熱エネルギーを活かした
湯沢の特徴をご紹介

秋田県湯沢市は、地熱資源に恵まれた国内有数の地域です。東日本大震災以降、再生可能エネルギーの普及促進が図られ、湯沢市では「地熱のまち」として自然環境との調和を図りながら、地域固有のクリーンな資源である地熱の活用を積極的に進めています。

  • 日本は、地熱資源の保有量が世界3位!湯沢市は特に地熱エネルギーが豊富

    火山列島である日本は、90℃以上の温泉が100カ所以上もある、地熱に恵まれた国です。特に秋田県湯沢市が位置する西栗駒一帯は、日本でも有数の地熱賦存地帯といわれ、1970年代から国や民間企業による地熱発電に向けた調査が行われています。

  • 温泉はもちろん、地下の熱エネルギーが地表に現れた場所も多い!

    湯沢市は“いで湯”の宝庫といわれ、小安峡温泉、秋の宮温泉郷、泥湯温泉などが市内に点在しています。温泉は地下のマグマにより加熱された熱水を利用し、小安峡大噴湯や川原毛地獄も温泉と同様に、地下の熱エネルギーが地表に現れている現象のひとつです。

Yuzawa, AkitaJAPAN

湯沢地熱の環境への取り組み

自然との共生をめざして

環境保全と安全確保を最優先に、地域に親しまれる発電所を。

地熱発電はCO2排出量がきわめて少ない、環境にやさしいクリーンエネルギーです。一方で、森や公園、温泉地といった自然の中に地熱発電設備を作るという開発の難しさもあります。湯沢地熱では、自然の地形をいかした設計や設備の配置に気を配り、自然景観の調和、地域との共生に努めています。