ごあいさつ
湯沢の豊かな自然を守りながら
地球にやさしいエネルギーを
湯沢地熱株式会社は、有望な地熱資源の存在が確認されている秋田県湯沢市山葵沢地域において、地熱調査・事業化検討を推進するため、電源開発株式会社、三菱マテリアル株式会社及び三菱ガス化学株式会社により2010年4月に設立されました。
ここ湯沢市は、小野小町のふるさとで、「いにしえの火山の恵み あつき雪 いかして築く歴史と暮らし」をキャッチフレーズにした日本ジオパークのひとつ、ゆざわジオパークをすすめている地域です。
当社は、このゆざわジオパークの中で有望な地熱資源の存在が確認されている湯沢市山葵沢地域において、純国産の再生可能エネルギーである地熱資源を発電に利用することでわが国におけるCO2排出量の抑制と電力の安定供給に貢献すべく、山葵沢地熱発電所計画を策定しました。
本計画が周辺の環境に及ぼす影響について予測及び評価を行うため、「環境影響評価法」及び「電気事業法」に基づき2011年11月から環境影響評価(環境アセスメント)を実施し、2014年10月にその手続きを完了、2015年5月25日から山葵沢地熱発電所建設を着工、2019年5月20日に運転を開始し、現在まで安全運転を継続しています。